最速で片付けのやる気スイッチを押すために意識する5つの心得!【整理収納アドバイザー監修】

「今日こそは片付けをしようと思ったけど、範囲が広すぎてどこから手を付ければいいの?やる気がでない…」

いざ片付けようと思っても、何から手をつければいいのかわからず、「面倒くさい」と放置してしまうことがよくあると思います。そんなあなたに!整理収納アドバイザーの私が、片付けのやる気スイッチを入れるための5つの心得を紹介します。

片付けが苦手な私でもできるかな?

結局片付けようと思ってもできずに、落ち込んでしまいます・・・

片付けのやる気がでないのは、誰でもあることです。
「やる気スイッチ」の入れ方を知ると、自然とやる気が湧いて「片付けができる人」になれますよ!

「片付けたいと思っているけどやる気がでない」と悩んでいる人はぜひ参考にご覧ください。

目次

片付けは始めるまでが一番大変だけど「やる気スイッチ」さえ入れれば進めやすい

「今日こそは部屋の片付けを完璧にしてすっきりする!」と気合をいれても、散らかった部屋を目にすると途方に暮れてしまいます。

片付ける箇所が多いと、それだけでやる気がなくなってしまいますよね。片付けはスタートでつまづいてしまうと、投げ出してしまいがちです。

どうすれば、気持ちよく片付けられるようになりますか?

片付けてでづまづいてしまうのは、3つの原因が考えられます。以下に当てはまるものはありませんか?

・片付ける場所が多すぎる
・片付けをしている途中で他のことを始めてしまう
・そもそも片付けが苦手、やり方がわからない

もしも、心当たりがある人は、これから紹介する「やる気スイッチ」の入れ方、心得をぜひ知っておきましょう。やる気スイッチの入れ方を知って、スタートさえできれば意外と簡単に進められ、自然と軌道にのるものです。

一度軌道にのり、片付いてくるときれいになってきた実感がモチベーションにつながります。片付けは始めるまでが一番大変なものですが、ぜひ最初の一歩を踏み出してみましょう。

片付けの「やる気スイッチ」をいれる5つのヒント

それでは、片付けのやる気スイッチをオンにするためのヒントを5つ紹介します。

1.片付けをする理由やゴール地点をはっきりとさせる
2.小さなスペースだけでも片付ける
3.片付ける前の状態を写真や動画に残しておく
4.片付けが終わった後のご褒美を決めておく
5.片付けにあてる時間を決めておく

もちろん、人によって性格や環境が違うので、自分に合うと思うものからスタートしてください。

自分にあった方法から始められるのは、嬉しいです!

1.片付けをする理由やゴール地点をはっきりとさせる

最初に心得たいことは、「なぜ片付けをするのか?どんな部屋にしたいのか」はっきり目標を立てることです。

今まで、漠然と「片付けなきゃ!」と思っていました。だから上手く行かなかったんですね。

ゴール地点がはっきりとしていないと、終わりが決められないので、投げ出してしまう原因になります。

片付ける理由は、なんでもかまいません。例えば「自信を持って友人を呼べる部屋にする!」といった理由でも大丈夫です。できるだけ具体的な理想を決めると、「どのように片付ければ良いのか?」が見えてきます。もし、具体的な理想が浮かばない場合は、片付けをするメリットを思い浮かべてみると良いでしょう。

例えば、片付けをすることで、

・心が落ち着く空間になり、睡眠の質が上がる
・探し物や着たい服がすぐに見つかるので、時間の節約になる
・部屋にあるもの・ないものが分かるので不要な買い物が減る

このような自分へのメリットも想像してみると、ゴール地点を定めやすくなるでしょう。何のために片付けをするのかを決めておくことは、やる気スイッチを入れるために大切なことです。

2.小さなスペースだけでも片付ける

早速片付けようと思うのですが、どこから手をつければいいのかわかりません。

まずはどこでもいいので、小さなスペースだけでも片付けてみてください。「今日はここだけ!」とスペースを区切って片付けてみると、やる気が出てきますよ。

本当に小さなスペースだけでも片付けてみると、その空間を見て「きれいに片付けられた」と自信がつくものです。もちろん、気持ちもすっきりするので「もっときれいにしたい」という気持ちも湧いてくるでしょう。

まずは、少しだけでも片付けることが大切です。

・玄関だけ
・引き出しの中だけ
・ベッドの周りだけ
・キッチン周りだけ

まずは一箇所決めて、片付けに取り掛かってみてください。他にも散乱している場所が目につくと思います。しかし範囲を決めたら、まずはそこを片付けるまでは、他のところは見ないようにしましょう。

一つのスペースを片付けて、すっきりとした空間を見てから他のところも片付けてしまうのは問題ありません。今までほとんど片付けをしなかったという人こそ、すっきりとした空間を見てやる気スイッチが入る実感が湧いてきます。

3.片付ける前の状態を写真や動画に残しておく

片付ける前の状態を、写真や動画で残しておくのも大切ですよ。

汚い状態の部屋を写真に収めるの嫌だな・・・

その気持ちが、実は大切なんですよ!

いつも過ごしていると、自分の部屋が散らかっていても気にならなくなります。いつのまにか当たり前となってしまうため「これくらい散らかっているくらいがちょうどいい」なんて思ってしまいます。客観的に見られなくなってしまうのです。

写真や動画で改めて自分の部屋を見返してみると、「なんでこんなところにものを置いたんだろう?」「この家具の配置を変えたら、もっとスッキリ見えるのにな」と新たな発見が得られるものです。

眼の前に広がっている光景を見ただけでは気づけなかったことも、写真で見ることで自ずとどこから手をつければいいのかが分かりやすくなります。「もうこの状態には戻りたくない!」という気持ちも強くなるので、やる気スイッチも入りやすくなってくるでしょう。

また、片付けが終わった後の写真や動画も残しておくと、ビフォーアフターが一目でわかります。「自分はこんなにも綺麗にできるんだ!」と、モチベーションアップにもつながりますよ。

4.片付けが終わった後のご褒美を決めておく

やり方はわかりましたが、どうにも最初の一歩が踏み出せません。やっぱり面倒な気持ちが勝ってしまいます

片付けに限らず、気分が乗らないことをする時には「終わった後にご褒美が待っている」と考えれば、やる気が上がるものです。

「ここだけ片付けたら、コーヒーを飲んでのんびりしよう」「終わったら読書や映画鑑賞を思いっきりしよう」とささいな事で構いません。片付けが終わった後のプチご褒美を用意しましょう。

ただし、片付けに関するご褒美に「物」を買うのはおすすめできません。片付けたご褒美で買った物がたまって、また部屋が散らかっては本末転倒です。

どうしても物を買いたい場合は、片付けたスペースに花瓶を置く、など片付けしたからこそできる物がおすすめです。やりたくないことでも、終われば楽しみが待っていると思えば、ポジティブな気持ちで頑張れるはずですよ。

5.片付けにあてる時間を決めておく

時間があれば片付けようと思うのですが、毎日忙しくてなかなか時間がとれません!みんなどうやって時間を作っているんですか?

「時間があるときにやればいいか!」という考えが頭にある時には、やる気スイッチは一向にオンになりません。ほとんどの場合、結局何もせずに次の日を迎えてしまうでしょう。

普段の私を見られているようで、ぎくりとしました。

たとえ5分だけでも「この時間だけは片付けの時間」と自分の中で区切りを付けておくと、やる気が起きやすくなります。むしろ、短い時間だけと決めてしまったほうが、習慣化しやすいです。「気がつけば片付いていた!」となるかもしれませんよ。

どこから手をつければいいのか分からない状態でも、一日で終わらせなければいけないなんてことはありません。ほんのわずかな時間でも、やるかやらないかで大きな違いが出てきます。

「10分だけなら、やらなくてもいいか」ではなく、「今日は10分だけでも片付けられた!」の積み重ねが、やる気スイッチにつながります。

「やる気スイッチ」を入れて片付けを習慣化しよう!

今回は、「片付けたいのにやる気がでなくて結局何もできなかった」となる方に向けて、片付けのやる気スイッチをオンにするための心得を5つ紹介しました。

今回紹介したのは以下の通りです。

1.片付けをする理由やゴール地点をはっきりとさせる
2.小さなスペースだけでも片付ける
3.片付ける前の状態を写真や動画に残しておく
4.片付けが終わった後のご褒美を決めておく
5.片付けにあてる時間を決めておく

ある程度散らかってしまった部屋を片付けるのは、誰しもが憂鬱に感じるものです。しかし、この記事を見に来てくれたあなたは「やらなければ」と思うことができる責任感が強い人です。

ぜひ、今回紹介したやる気スイッチを入れる方法を実践して、きれいな部屋への第一歩を踏み出しましょう。

習慣化するのが難しい、中々一つのことが続けられないというお悩みをお持ちの方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

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